〈獣害対策 アップデート〉第26回 夏と水とイノシシ

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日野郡鳥獣被害対策協議会
川野　風花

じっとりと暑い日が続いて参ってしまいますね。イノシシに入られないようにワイヤーメッシュ柵の点検を!なんて、もう聞き飽きているかもしれませんが、侵入防止柵の効果を持続させるには、柵周辺の管理と点検しかありません。重要なことなので、点検方法をおさらいしておきましょう。
点検の際にはワイヤーメッシュ柵の下部を蹴って振動が大きくないかを確かめます。
蹴った際の振動が大きい場合は、地面にしっかり刺さっていない・獣によって持ち上げられている・結束が切れている等が考えられています。また、結束線が切れているのは、意外とわからないものなので、目視でもしっかりと確認しましょう。
もう一つは、ワイヤーメッシュ柵上部をゆすぶっての点検です。
ゆすぶった際に4,5枚先にまで揺れが伝わっている時は、支柱の穴が広がっている・結束が緩んでいる等が考えられます。何よりもまず、点検が行えるように、ワイヤーメッシュ柵周辺の草刈りをすることが重要です。

大変な作業なので、熱中症に気を付けて、水分補給と休憩を忘れずに!無理しないでくださいね。

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