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新年あけましておめでとうございます。

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鳥取県江府町

町民のみなさまにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。

昨年は、8月8日午後2時頃、江尾地区内において大規模な火災が発生しました。現場は木造住宅がひしめく住宅密集地。周囲は煙が立ち込め騒然となりました。延焼した建物の内訳は全焼7軒、部分焼4軒、ぼや2軒の計13軒。激しい炎が上がるなか、西部消防局、町消防団を始め、周辺住民の方も加わって懸命の消火活動が行われました。約7時間後に鎮火し、けが人がおられなかったのは幸いでした。3日後の8月11日には臨時議会を開催いただき、被災された方への見舞金や建物の解体撤去費の予算を措置、11月末には現地もきれいに更地になりました。今後どのように復興を図っていくか、地元のみなさまのご意見を尊重しながら取り組んでまいりたいと考えております。
さて、昨年は江府町制施行70周年の記念すべき年でもありました。11月7日には役場多目的室で県や西部市町村等から多数の来賓の方々に、そして地元からは区長や企業の代表の方々にご出席いただき、町政に対して功労のあった個人や団体のみなさんを表彰いたしました。式典のご挨拶でも申し上げましたが、何よりも誇れる江府町の財産は、多くの誠実で、勤勉で、人情に厚い町民のみなさんです。江府町をさらに盛り上げていくためにも、ぜひお力をお貸しいただきたいと思います。なお、年末に全戸に配布させていただいた70周年記念誌は、これまでのものとは趣向を変え、町民のみなさんだけでなく、町外のみなさんにも江府町の良さをアピールする内容にいたしました。ぜひお知り合いの方等に紹介してください。
今、江府町は大きく変わろうとしています。佐川地区の移住促進住宅は12月17日に落成式典を、武庫地区のサテライトオフィスは12月16日に開所式を行いました。そして江府町人権文化センターも11月24日に地鎮祭を行い、今年7月には完成する予定です。江尾駅前の旧川上書店は、人が集まり、にぎわいを生み出す施設として生まれ変わろうとしています。佐川地区の商業施設は3月に完成予定、「保育園らしくない保育園」として構想を進めている保育園と併せて、江府町の新しい拠点となるでしょう。また、昨年5月に開校した奥大山自然塾は約40回、約600人の方が参加され、他地域にはない環境教育の取組みとして評価いただきました。エバーランド奥大山や木谷沢渓流の活用につながるとともに「自然環境を、大切にしていこう」という江府町の姿勢を全国に発信する効果も期待されます。町と連携協定したtenrai株式会社が進められるプラネタリーヘルス構想は、江府町の環境を大切にする動きとも親和性があります。せせらぎ公園の再生を共同でスタートしたこともその第一歩です。今後の展開が楽しみなところです。

最後に、念頭にあたりまして、皆さまのご健勝と幸多い年でありますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和6年 元旦 江府町長 白石祐治

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