〜よき伝統を守りながら(不易)進歩に目を閉ざさないこと(流行)によって「理想」を創造する〜
■「出かける役場」構想実現に向けて
昨年12月議会の全員協議会で「出かける役場」構想について説明したところ、新聞、テレビで報道され、各方面から概ね好意的な反応をいただきました。もちろん議会でも多くの質問やご意見をちょうだいしましたが、新年度予算編成に向けて手ごたえを感じたところです。現時点で私が考えている「奥大山江府町の戦略」は、江府町を「一人ひとりを大切にする町」「頑張る人を応援する町」「環境を大切にする町」としてブランド化し、その魅力を全国に発信することで、関係人口、定住人口の増加を目指すというものです。
それにより町に活力が生まれ、担い手の確保、新規投資の好循環が生まれることを企図しています。
現状維持をしているだけでは、町の人口は減り続けていきます。そして、人口が減少すれば地方交付税も減少し、町民のみなさんのために使える予算も減少する。さらに町の魅力や活力も減退し、悪循環に陥ります。この事態を解消するための戦略の第一番目に「一人ひとりを大切にする町」を位置づけました。
鳥取大学の先生とも意見交換しながら、小さな町ならではの取組みに着手します。厳しすぎる批判は職員を委縮させますが、ほどよい叱咤激励は職員のやる気につながります。
試行錯誤の連続になるかもしれませんが、この試みが実を結ぶようにご理解、ご協力をお願いします。
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