監修:江府町立図書館館長 宇田川 恵理
こんにちは!江府町立図書館の宇田川です。江府町立図書館の本棚にある、ちょっと気になる「こんな本」を、紹介していきたいと思います!
■『鋼の錬金術師 1~27巻』
荒川弘著(スクウェア・エニックス)
2001年から2010年にかけ連載され、絶大な人気を誇ったマンガシリーズです。アニメ化・映画化された名作マンガですが、全27巻を通して読んだ方は意外と少ないかも。
この度図書館では、マンガ購入のための人気投票を実施したのですが、『鋼の錬金術師』は、連載終了後14年たっていたにもかかわらず、堂々3位に入りました。1位『SPY×FAMIRY』2位『葬送のフリーレン』ともども、図書館で購入し、貸出を始めています。
錬金術が発展した世界。幼いながら優れた錬金術の才能を持ったエドワードは、亡き母を蘇らせるため、禁じられた人体錬成を行います。しかし、錬成は失敗、弟アルフォンスの体と自分の右手・左足を失ってしまいます。鉄の鎧に魂だけが残った弟と鋼の手と足を持つ兄は、失った体を取り戻すために、「賢者の石」を求める旅に出ます。やがて、物語は、国家を揺るがす陰謀へとつながっていく一方、2人の知られざる秘密も明らかになり、読み始めたら止まらないこと請け合いのシリーズです。ぜひ、初めての方も、しばらくぶりという方も、図書館で手に取ってみてください。
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