町長コラム

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〜よき伝統を守りながら(不易)進歩に目を閉ざさないこと(流行)によって「理想」を創造する〜

■「台湾で江府町をPR」
江府町長になって初めての海外出張が、11月2日から5日にありました。日野郡三町連携によるもので、昨年1月27日に日野郡産業振興大会が江府町役場で開催され、株式会社裕源の謝明達社長が来られていたのがきっかけです。
日野郡の産品を裕源が関連する台湾の高級スーパー裕毛屋で販売する。いわゆる海外への販路開拓です。このスーパーの利用者は富裕層が多く、実際に今回の店頭販売では奥大山の水洗い珈琲豆(現地価格4000円)を6点まとめてお買い上げになった方もあったようです。店内を見渡すと500mlペットボトルのミネラルウォーターが1本500円近くで販売されていました。
さっそく謝明達社長にお話しして、株式会社江府町地域振興の製品の取り扱いができないかどうか話してみました。すぐに担当者から見積書も含めた資料提出の依頼がありました。この案件が直ちにビジネスにつながるかどうかはわかりません。ただ、今回出品された奥大山の水洗い珈琲は取扱されることが決まりました。
謝明達社長が我々訪問団にされたお話の中に、「ものは飾って売るのではなく、語って売る」というものがありました。待っていても何も起きません。自らが行動を起こすことが先決ではないでしょうか。海外に限らず、江府町内の事業者のみなさんが、積極的にチャレンジされるきっかけを町としては作っていきたいと思います。

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