■『地震に対する日常の備え』について
今年も残すところあと少しとなり、1年前に発生した能登半島地震の記憶と教訓が思い起こされます。地震が発生した時、被害を最小限におさえるには、一人ひとりが冷静かつ適切に行動することが重要です。日頃から地震に備え、自分の身の安全確保や持出品などについて家庭で以下の取組みを進めていくことが大切です。
◯1、家庭での防災会議
地震の時には自分の身の安全確保を第一に考え、日頃から話し合い、情報を共有しましょう。
《ポイント》
家の中でどこが一番安全か?
・避難場所
・非常用持出袋
・耐震化
・家具の転倒防止などについて確認する。
◯2、家族との連絡方法の確認
家族が離ればなれで被災した時のことを考えて、お互いの安否の確認手段を考えておきましょう。
《ポイント》
NTTの「災害用伝言ダイヤル171」や携帯電話の「災害用伝言版」などの使い方を家族みんなで覚えましょう。
◯3、備蓄品・非常持出品の備え
数日間生活できるだけの水や食料品などの備蓄品と、避難する際に持ち出す「非常持出品」を常備しておきましょう。
《ポイント》
飲料水や食料品などは、最低3日間生活できるだけのものを準備し、非常持出品とともにすぐ持ち出せるようにしておきましょう。
◯4、防災活動への参加
地震発生時に、初期消火や救出活動を行うには、日頃からの訓練が欠かせません。地域の防災活動に積極的に参加しましょう。
《ポイント》
普段からの地域の活動に参加することが、自分自身の防災・減災対策となる。
毎年この時期になると『今年の漢字』が発表されます。地震の『震』が予想されますがさてどうだったでしょうか…
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