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『まなびや縁側江府町 つぶやき通信No.4

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鳥取県江府町

■意外なブーム!「小倉百人一首」の魅力
冬休みには「小倉百人一首」を楽しむ子どもも多かったです。はじめは一人が読みあげていましたが、スマホのアプリでランダムに読みあげるものがありましたので、それを活用してみんなで盛りあがりました。
「散らし取り」という、取り札をばらばらにまいて、取っていく遊び方でしたが、子どもたちの方が素早い…!まだ上の句を読みあげた時点で取れる子はいなかったので、油断していましたが、結局は子どもたちの俊敏さに負けてしまいました。
古の天皇や政治家が自らの想いを、自然や季節の移ろいから「和歌」を詠み表現していた時代。子どもたちが歌の意味を知ることはこれからになるのでしょうが、この歌にも出てくる自然の風景は江府町にまだ残っていると感じます。

心あてに
折らばや折らむ 初霜の
置きまどはせる 白菊の花

凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)

「初霜で白に覆われて、白菊かどうか見分けがつかないよ。それでも、手折ってみようか。」
そんな自然を愛でる気持ちを育てるような、観察と言葉を使った表現方法を学ぶ機会がつくれたら良いなと思います。

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