■トーキングドラムで「ボンジュール」!ニジェールで暮らしたひとのお話会
世界の暮らしを知ることで、ふるさとを俯瞰してみることができる。広い視野を持つグローカル人材を育てる目的でスタートした、「海外で暮らしたひとのハナシを聞いてみよう!」お話会シリーズ。
第一弾は、20代のときに青年海外協力隊員として、西アフリカのニジェールで現地の小学校で体育や衛生教育の活動をしながら、学校づくりのプロジェクトに参加した経験を持つ、谷田孝之さんのお話会でした。
学校へ行ける人はごく少数。部族により日常で使用する言語は違いますが、小学校1年生から公用語のフランス語を学び、3年生くらいからはフランス語のみで授業が行われるそうです。日本の義務教育では考えられないですよね。
また、子どもたちは家のお手伝いをよくしています。ある女の子が笑顔で掌をふっているので、よく見るとその子の掌にはたくさんのマメができていました。「私は働きものなのよ!」という自信の現れと感じたそうです。
お話を聞いていて、「自立」はこの子たちを指すのだろうなと感じました。遠くの人と会話できる「トーキングドラム」も子どもたちに体験してもらって、新しい世界を知ってもらえたのかなと感じます。
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