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自治体の皆さまへ

ご存じですか?「発達障がい」第6回

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鳥取県琴浦町

「発達障がい」は認知度が低く周囲の誤解もあるため、本人、家族、周りの人に「発達障がい」を知ってもらうきっかけ作りとして掲載します。今回は注意欠如・多動症のタイプについて紹介します。

■注意欠如・多動症(ADHD)のタイプ
注意欠如・多動症は症状の現れ方の違いから
・多動性・衝動性が目立つタイプ
・不注意が目立つタイプ
・混合タイプ
という3つのタイプがあります。

▽多動性、衝動性が目立つタイプ
多動性や衝動性の特徴が強くみられますが、不注意の特徴は少ないタイプです。男児に多くADHD全体の割合からすると少数です。
例えば
・落ち着きがなく授業中に立ち歩く。
・座っていても体を動かすことがやめられない、姿勢が崩れやすい。
・衝動性が抑えられず些細なことで手を出してしまったり、大声を出したりする。など

▽不注意が目立つタイプ
多動性、衝動性はあまり見られず不注意の特徴が強くみられます。女児に多く、目立ちにくいため、ADHDであると気づかれにくいです。
例えば
・忘れ物が多く、物をなくしやすい。
・気が散りやすく、集中力が続かない。
・興味があるものに集中しすぎてしまい、切り替えが難しい。
・ぼーっとしていて話を聞いていないように見える。
・片づけられない。など

▽混合タイプ
不注意、多動性、衝動性のいずれの特徴も強くみられます。小児のADHDに最も多くみられます。両方の特徴があります。
例えば
・忘れ物が多く、物をなくしやすい。
・衝動性が抑えられず、順番が守れなかったり、ルールが守れなかったりする。

※鳥取県発達障がいハンドブックより

問合せ先:福祉あんしん課
【電話】52-1706

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