男女共同参画について考える 05

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■アンコンシャス・バイアスって何だろう?
私たちは、何かを見たり、聞いたり、感じたりするときに、無意識に“こうだ”と思い込むことがあります。このように、「自分では気づいていない、ものの見方やとらえ方のゆがみ・偏り」をアンコンシャス・バイアスと言います。
これは、育った環境や経験などから強く影響を受けていると言われ、誰もが持っているものなので、それ自体はよい、悪いというものではありません。けれど、無意識であるがゆえに自分自身では気づきにくく、気がつかない間に、自分の価値観や行動を押しつけ、相手を傷つけてしまうことがあります。また、ときには自分自身の可能性を狭めてしまうことにもなりかねません。

■性別による無意識の思い込み
では、どのようなものがあるでしょうか?例を見てみましょう。

・子どもが病気になったら仕事を休んで看病するのは女性だ
・自治会などでお茶や食べ物を出すのは女性の役割だ
・共働きでも男性は家庭よりも仕事を優先するべきだ
・組織のリーダーは男性の方が向いている

古くから続く慣習やしきたりの中には、ライフスタイルが多様化した今の時代には合わなくなった価値観もあります。
まずは自分の中にあるアンコンシャス・バイアスに気づくこと、それにとらわれない・周囲に押しつけないという意識を持つことが大切です!

問合せ先：企画政策課
【電話】52-1708