■町の地籍調査の現状
登記所の公図には古い記録を基礎としたものがあり、土地の区画が正確に表示されていないものがあります。そのため、現状にあわせた公図を作成する地籍調査を実施しています。
本町の地籍調査事業は平成2年度から実施しており、令和5年度末までに計画面積の44.6%を終了しました。
■新手法の導入の検討
今後実施する箇所は主に林地で急傾斜地も多く、土地所有者の高齢化や不在地主の増加など現地立会や測量作業が困難になっています。
本町では、地籍調査を効率的に進めていくために、航空写真(デジタルデータ)や森林計画図・林相図または既存の航空写真を総合的に活用し、地籍図案を作成することを検討しています。地籍調査の迅速かつ効率的な実施に向けて新手法の導入を検討します
◇新手法のメリット
(1)現地に行くことが難しい地権者の負担軽減、怪我予防
(2)現地の測量・立会の業務の効率化によるコスト削減・事業の推進
■現在の調査方法と新手法との違い
■地籍図案の作図の流れ
航空写真データを加工処理して、標高・地形を反映した基本となる図面を作成「微地形表現図」
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森林計画図・林相図・既存の航空写真などを参考に地籍図案を作成
※地籍調査を効率的に進めていくためにも、町民・地権者の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
問合せ先:税務課地籍調査係
【電話】52-1701
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