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自治体の皆さまへ

知って対策『鳥獣(ちょうじゅう)被害』(2)

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鳥取県琴浦町

■ワイヤーメッシュ、電気柵を希望される方
町では、イノシシの被害から農作物を守るために設置する柵について、補助を行っています。
来年度以降に柵の設置を検討中の方は、補助金をご活用ください。要件により対象にならない場合もありますので、農林水産課までご相談ください。

◇鳥獣被害防止総合対策交付金事業(国) [補助率:10/10(柵購入費)]
内容:ワイヤーメッシュ又は、電気柵の設置に係る資材を貸与します。
(資材は国の交付金を使って町が購入したもの)
・設置は地元で行ってください。
・設置に係る人件費、作業道具、雑費等購入費は地元負担となります。

条件:
・受益戸数が3戸以上。
・耐用年数の間、農地の耕作を維持し、侵入防止柵の管理が維持できること。
(ワイヤーメッシュ14年間、電気柵8年間)
・本事業を行うことで成果が得られる見込みがあるもの。(費用対効果計算)
・過去に行った国庫事業の受益地になっていないこと。(補助金の二重交付になるため)

費用対効果を算出するために必要なもの:
・設置予定箇所を示した図面(設置延長含む)
・設置予定箇所内の面積及び被害発生箇所並びに農地に対する被害割合
・設置予定箇所内で栽培されている作物及び面積(受益面積)
・設置予定箇所内の耕作者数
・平年単収及び現在単価(手引きにない場合)
・設置予定箇所内の耕作者又は地権者の同意書
・資材数量又は見積書

注意点:
・翌年度設置要望は上記の「費用対効果を算出するために必要なもの」をそろえて9月13日(金)までに行ってください。
・費用対効果の数値によっては、要望できない場合があります。
・予算要望を行っても要望どおりの補助額とならない場合があります。

◇鳥獣被害総合対策事業費補助金事業(県・町) [補助率:2/3(柵購入費)]
内容:ワイヤーメッシュ又は、電気柵の資材購入費用の一部を補助します。
・補助金の交付申請、実績報告等が必要です。
・購入は地元(個人)で行います。(3者以上の見積もりが必要)
・設置に係る人件費、作業道具、雑費等購入費は補助対象外です。

条件:
・2戸以上の農業者等で組織する任意の組織、認定農業者など。
・耐用年数の間、農地の耕作を維持し、侵入防止柵の管理が維持できること。(ワイヤーメッシュ14年間、電気柵8年間)
・上記国の交付金が活用ができないもの。

必要なもの:
・見積書(要望の時点では1者で可)

注意点:
・見積書をもとに事業費を9月13日(金)までにお知らせください。
・予算要望を行っても要望どおりに予算がつかない場合があります。

■令和5年度の捕獲実績について
捕獲免許をもった人が町内で捕獲活動を行っています。その実績をまとめました。
令和5年度のイノシシの捕獲頭数は323頭で、以西地区、古布庄地区などの山間部における捕獲件数が多くなっています。
シカの捕獲頭数は65頭で、成美地区、以西地区、上郷地区で多く捕獲されています。ヌートリアの捕獲頭数106頭で、八橋地区が多くなっています。川岸に巣穴を作るため、河川や水路が近ければ出没が多くなります。

◇捕獲頭数

◇地区別捕獲頭数

■狩猟免許試験のお知らせ
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づく狩猟免許試験が実施されます。
試験日:12月1日(日)
会場:伯耆しあわせの郷研修室ほか
申込締切:11月13日(水)
申込先:鳥取県中部総合事務所 環境建築局環境・循環推進課
【電話】23-3276

◇新規受験手数料

■Interview
猟友会会長インタビュー

猟友会琴浦地区
会長 河上(かわかみ)幸徳(ゆきのり)さん

琴浦町の猟友会は、現在会員は36名で活動をしています。
近年、イノシシやシカなどの被害が増え、平成31年から鳥獣被害対策実施隊を結成して対応していて、年間300頭くらい捕獲しています。幸い琴浦地区では事故はありませんが、全国ではイノシシ、シカの反撃や猟銃などの事故が発生しています。
事故防止を兼ね琴浦地区で安全講習会を開催し、全国の事故例などを参考にして事故のないよう気をつけ、マナーを守り安全な駆除を心掛けますので、今後とも猟友会をよろしくお願いいたします。

問合せ先:農林水産課
【電話】55-7802

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