老朽化した水道管は、漏水や地震などの災害時に破損する原因になります。
このため、町では古くなった水道管を耐震性のある新しい耐震管に更新する工事を進めています。
■耐震性のある水道管へ
主に布設している水道管は、耐震性に優れているポリエチレン管です。地震などで特に破損が予想されるのは管と管のつなぎ目です。ポリエチレン管はEF(エレクトロフュージョン)接合という、継手と樹脂に熱を加え溶かして接合する方法で、信頼性の高い水道管路の構築が可能です。災害時でも安心して水が供給できるよう更新を進めています。
■道路上で漏水を発見したら
漏水が発生した場合は、周辺地域での断水や濁り水の発生、道路の陥没や冠水による通行止めなど、町民生活に重大な影響を及ぼす可能性があります。
雨が降っていなくても常に道路がぬれている(水たまりができている)、道路などから水が湧き出している場合は地下の水道管から水が漏れている可能性があります。道路上などで漏水を発見したときは早急に上下水道課までご連絡ください。
■家の水道管は大丈夫?
敷地内で使用されている水道管の老朽化による漏水も多く発生しています。漏水は貴重な水を無駄にするだけでなく、水道料金が高額になったり、敷地や建物へ悪影響を及ぼしたりすることもあります。漏水の「早期発見!早期修繕!」をお願いします。
◇自分でできる漏水チェック
敷地内の漏水は水道メーターで確認することができます。水道の蛇口などを全て閉め、水道メーターのパイロット(銀色のコマ)が回っていれば漏水の可能性があります。その場合は琴浦町指定給水装置工事事業者へ調査、修繕を依頼してください。
※詳細は本紙をご参照ください。
問合せ先:上下水道課
【電話】55-7806
<この記事についてアンケートにご協力ください。>