本市の近代文化の象徴である国指定重要文化財仁風閣は、保存修理工事のため、令和5年12月29日より長期休館します。再開館は令和10年度下半期を予定しています。
仁風閣は、明治40年に当時の皇太子殿下(のちの大正天皇)の山陰地域行啓の御宿舎として建築されました。昭和48年に国重要文化財として指定され、翌年から3年間の修理工事を経て、現在まで公開活用してきました。
このたび、前回の工事から約50年が経過し、建物の各所で経年劣化による雨漏りや外壁塗装の剥がれなどが見られることから、耐震補強も含めた保存修理工事を実施します。
休館中は、修理工事の様子をご覧いただける見学会の開催などを計画しています。また、仁風閣後庭の宝隆院庭園や庭園内にある茶屋敷宝扇庵については、引き続き公開しており、ご利用いただけます。
あわせて、仁風閣敷地内に仮設施設の設置を予定しており、仁風閣の修理事業の概要や鳥取城跡のガイダンス、宝隆院庭園・宝扇庵の利用受付などに対応します(時期、詳細は決まり次第お知らせします)。改修後の再開館を楽しみにお待ちください。
■仁風閣からのお知らせ
入館料:一般150円、小中高生・65歳以上無料
開館時間:9:00~17:00 ※最終入館16:30
休館日:12月4・11・18日(月)、29日(金)~令和10年度下半期(予定)
○久松小学校卒業生作品展
期間:11月23日(木・祝)~12月17日(日)
料金:無料 ※要入館料
○水彩画家 竹内ロウとイラストレーター 伊吹春香が描く仁風閣と鳥取城跡
期間:12月22日(金)~12月28日(木)
料金:無料
○仁風閣での人物撮影のご案内
仁風閣建物内での人物撮影は12月21日(木)まで(12月22日~28日は見学者専用)。
○御座所(ござしょ)特別見学ウィーク
期間:12月22日(金)~12月28日(木)
時間:9:00~17:00 ※最終入館16:30
内容:
期間内の入館料無料
2階御座所の特別公開
※開館以来入室を禁止していた「御座所」(当時、皇太子殿下が宿舎として使われた部屋)を特別公開します。
※館内での予定数を超える場合は人数制限する場合があります
問合せ:仁風閣
【電話】0857-26-3595【FAX】0857-22-4699
問合せ:本庁舎文化財課(58番窓口)
【電話】0857-30-8421【FAX】0857-20-3954
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