魚介類の刺身やしめさばを原因とするアニサキスによる食中毒が増えており、令和5年も多発しています。酢じめ、塩漬けなどでは、アニサキスは死滅しませんので、家庭での調理では十分な注意が必要です。
■アニサキスの特徴
・体長約2~3センチで半透明白色の糸状の寄生虫
・サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生
■症状と治療法
アニサキスが寄生した魚介類を食べた後、数時間(多くは2~8時間)後に、激しい腹痛、吐き気、嘔吐などを起こし、内視鏡により虫体を摘出することで速やかに症状が改善されます。
■予防法
(1)新鮮な魚を購入し、速やかに内臓を取り除きましょう。
(2)内臓は生で食べないようにしましょう。
(3)筋肉を目視で確認して、寄生したアニサキスを除去しましょう。
(4)冷凍(マイナス20℃で24時間以上)、加熱(60℃で1分か70℃以上)で死滅します。
問合せ:駅南庁舎生活安全課
【電話】0857-30-8552【FAX】0857-20-3962
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