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未収金の削減に取り組んでいます

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鳥取県鳥取市

■未収金の削減に向けて
○「未収金」とは?
税金や保険料、使用料などは、定められた期限までに納めていただく必要がありますが、納期限を過ぎたにもかかわらず支払われていないものを「未収金」といいます。驚く博士本市の未収金は、平成10年代後半から20年代前半にかけて右肩上がりに増え、平成23年度には約49億円にまで膨れ上がっていました。
これに対応し、本市では徴収体制を見直し、市税と国民健康保険料の収納部門の統合や徴収困難案件の収納部門への集約を実施し、徹底した滞納整理や支払督促・強制執行といった裁判手続きを行うことで、未収金の削減に努めてきました。その結果、令和4年度の未収金は、約21億円と、ピーク時と比較し、57パーセントの削減を実現しました。

◇主な未収金の推移

未収金が増加するということは、本来そのお金を財源として行うはずだった事業が実施できなくなる可能性があ努力する博士ります。確実に未収金を回収していくことは、市が安定的に事業を継続するために不可欠であり、住民のみなさんが安心して暮らしていくためにとても重要です。また、納期限内に納めている多くの人との負担の公平性を確保することは、市としての重大な責務でもあり、今後もより一層の収入の確保、未収金の削減に努めていきます。

■徴税吏員(徴収職員)のおしごと
昨年10月期に放送されていたドラマ「ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~」では、税金を徴収する職員「徴税吏員」である主人公が税金の徴収を通してさまざまな問題を抱える住民に向き合う姿が描かれていました。
「徴税吏員」とは、地方税の賦課徴収の事務に従事する職員です。税金の滞納に対し、滞納処分のため財産調査をする権限や差押えなどの滞納処分を行う権限など、強い権限を持っており、徴収金が完納されない場合は、滞納者の財産を差し押さえる義務を負っています。これは、市の財政を維持し、住民のみなさんの暮らしを支えるために与えられたものです。また、徴収職員は、国民健康保険料や下水道使用料などの賦課徴収の事務に従事する職員であり、徴税吏員と同様の権限を持っています。
本市においても、徴税吏員や徴収職員は日々未収金の回収に取り組んでいますが、差押えなどの厳しい対応を行うだけでなく、病気やケガ、急な失業などにより生活困窮の状態になっていることを把握した場合には、生活再建に向けて速やかに福祉窓口と連携する取り組みも行っています。
納付困難なやむを得ない事情がある場合も、本人からの申し出がなければ、把握することはできません。滞納は少額であっても放置せず、まずは収納推進課までご相談ください。

問合せ:本庁舎収納推進課(21番窓口)
【電話】0857-30-8151【FAX】0857-20-3920

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