全国的な少子化により、中学校・義務教育学校では、生徒数が減少し、単独校で部活動のチームを組めない、休部や廃部になって生徒の希望する競技ができないといった状況があります。本市においても生徒数は減少しており、10年後には現在の約79パーセントになると見込まれます(下図参照)。
そこで、スポーツ庁・文化庁は令和5年度から令和7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置づけ、教員や学校だけで運営する部活動を、段階的に地域へ移行する方針を出しました。
本市でも、鳥取市部活動改革委員会による「鳥取市部活動の地域移行の在り方に関する第一次提言」を踏まえ、令和5年3月に第一次方針を示しました。この方針に基づき、少子化の中でも将来にわたって、生徒がスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる機会を学校や地域の実情に応じながら確保できるよう、令和8年度を目安に休日の部活動を地域クラブ活動へ段階的に移行していきます(今後の進捗状況などに応じて、目安は変更となる可能性があります)。
■スポーツ指導者を募集しています
本市では、中学校部活動の地域連携や地域移行の取り組みをはじめ、市民のスポーツ活動の普及・振興を図ることを目的として、スポーツに関する専門的な知識や経験、技能などを有する指導者を登録する「鳥取市スポーツ指導者バンク」を設置しています。
バンクへの登録は原則として、市内に在住、在勤または在学する18歳以上の人(高等学校在学者は除く)が対象であり、資格の取得に必要な経費を支援しています。登録から派遣までの詳細はこちらからご確認ください。指導者の発掘、バンクへの登録にご協力をお願いします。
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ先:本庁舎生涯学習・スポーツ課(58番窓口)
【電話】0857-30-8427
【FAX】0857-20-3954
問合せ先:本庁舎学校教育課(57番窓口)
【電話】0857-30-8412
【FAX】0857-20-3952
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