鹿児島県では、スタートアップの創出・育成に向けて、さまざまな支援を行っています。
Buddycare株式会社代表取締役原田和寿さんの事例をもとに紹介します!
※スタートアップとは
社会に新しい価値やイノベーションを創出するなどビジネスに新規性があり、成長スピードが速い企業のこと。
■「愛犬=家族」の時代愛犬の健康管理向上を実現するため、起業したい!
Buddycare(株)は、「全ての愛犬が一日でも長く健康に暮らせる社会を実現する」をミッションに、2021年4月に設立。愛犬のヘルスケア改善に向けて、県産食材を中心に県内の食品工場で調理するフレッシュフード「BuddyFOOD」の開発・販売を行う。
▽2021年1月
・鹿児島県ビジネスプランコンテストファイナリスト選出
県内で起業予定の方等を対象に開催し、事業プランの改善や投資家等とのマッチング機会を創出!「ビジネスモデルが確立できた!会場にいた方とのネットワークができ、人脈が広がった。」
▽4月
・Buddycare株式会社設立*「mark MEIZAN」を拠点に
▽7月
・鹿児島県令和3年度起業支援事業補助金採択
「ビジネスプランコンテスト」の最終審査会参加者を対象に、プランの事業化に必要となる費用の一部を助成!起業や新事業展開に対する挑戦を後押し。
「BuddyFOOD開発のために活用。事業開発には資金が必要なため、事業推進の後押しに!」
▽8月
・融資にて資金調達、クラウドファンディング実施
▽9月
・Buddy FOOD事業開始
*BuddyFOOD拡大への支援
▽2022年11月(約半年間)
・かごしまスタートアップ成長支援プログラム(CHEST)アクセラレータープログラム
資金調達に向けたノウハウの提供、事業計画のブラッシュアップ、企業とのマッチング支援等、状況に合わせた支援を行い、事業成長の加速を図る!
「事業を進める中でいつでも相談ができ、専門家や企業の紹介など、実務に即した柔軟な支援を受けることができました!」
2023年9月~現在
・かごしまスタートアップ成長支援プログラム(CHEST)実証支援プログラム
革新的な技術やアイデアを用いて、新事業創出を目指すスタートアップが、ビジネスモデル確立のために取り組む実証事業をサポート!
*自治体と連携したニーズ調査
「ニーズを把握し、自分の事業に反映させることができたので良かった。」
今が鹿児島スタートアップの黎明期!県や鹿児島市をはじめ、多くの支援が充実し、とても心強く感じています。企業として成長することが、鹿児島スタートアップを盛り上げることにもつながると信じ、世界へと発信できる事業を創っていきたいと思っています。
◆コワーキングスペースを活用しよう
県内のコワーキングスペースや関連情報を発信しています!
かごゆいテラス(県)、mark MEIZAN(鹿児島市)など
※詳しくはこちら(本紙PDF版3ページ参照)
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