■これまでの検討
R2.11月~
●総合体育館基本構想検討委員会
▽検討事項
・施設の機能、コンセプト等
・候補地絞り込みの評価基準
・候補地の評価
R3.11月
●→鹿児島港本港区のドルフィンポート跡地等を候補地に
「県民の皆さまの意見を募集!」
R4.2月
●スポーツ・コンベンションセンターに変更
施設のコンセプトにふさわしい名称にすべきとの検討委員会や県民の皆さまの意見を踏まえ、名称変更
●検討委員会及び意見募集結果をもとに、基本構想(案)を作成
(景観に配慮)
(防災面も確認ハザードマップでは津波の浸水区域外)
「パブリック・コメントにより県民の皆さまの意見を募集!」
R4.3月
●議会での了承を経て、基本構想を策定
ドルフィンポート跡地等を整備予定地に
R4.4月~
●整備運営手法の検討→PFI方式の導入が最適
R5.12月
●鹿児島港本港区景観ガイドラインを策定(都市計画の専門家等で、桜島の眺望を確保するポイントなどを整理)
スポーツ・コンベンションセンターもガイドラインに沿って整備
R6.3月
●設計、建設、15年間の維持管理・運営を行う費用(約313億円)を議会で議決
▽今後のスケジュール
R6.4月~
●PFI事業者を募集
R7.3月
●事業者決定
R7.4月~
●設計、建設
R11.7月~
●供用開始!
■検討施設のコンセプト
▽スポーツ振興の拠点(スポーツ利用:7割)
あらゆる世代がスポーツに親しむ施設として、各種スポーツ大会や日々の練習、プロの試合観戦やこどもの応援に加え、アスリート育成などに利用
▽交流の拠点(コンサートなど多目的に利用:3割)
スポーツ施設の仕様を変更することなく、コンサートや展示会、見本市などにも有効利用!
▽にぎわいの拠点
展望スペースを設けるなど、新たな観光スポットを創出します。気軽に立ち寄れる開かれた施設として、中心市街地との回遊性を高めることで、大きな経済波及効果をもたらす施設に!
※施設のデザインは、この場所にふさわしいものにします。
■整備運営事業費について
県の体育館が手狭であることや、築後60年以上経過していることから、早期に整備する必要があります。
▼総事業費 約313億円【PFI方式】
(1)設計・建設費用…約257億円
(2)15年間の維持管理・運営費用…約15億円
(3)その他、資金調達費用など…約41億円
PFI方式とは?:民間事業者のノウハウを活かし、建設費用の削減や県民の皆さまへのサービス水準の向上が期待できる整備運営手法のこと。
事業費について、基本構想策定時(R4.3月)は約245億円と見込んでいましたが、精査を行った結果、68億円増額することとなりました。
資材価格や労務費の高騰、金利の上昇に加えて、地球温暖化対策として省エネの設備等を備えるための費用(34億円)も含め、必要な費用を見込んでいます。
PFI方式により、約15年間で分割して支払うため、毎年度の県の支出は約20億円程度と見込まれます。
国庫補助金や県有施設整備のために積み立てている基金も活用しながら、他の事業に影響が出ないよう対応します。
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