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予算、歳入・歳出の仕組み

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鹿児島県

予算には、お金を受け入れる「歳入」と、お金の使い道を決める「歳出」があります。
予算の仕組みや内容について、詳しく見ていこう!

単位:億円、( )は構成比%
(注)端数処理のため、合計は内訳の計と必ずしも一致しません。

■歳入
県の収入にはどんなものがあるの?
令和6年度当初予算…8,405億円
・県税…1,586(18.9)
・地方交付税…2,801(33.3)
・国庫支出金…1,524(18.1)
・県債…649(7.7)
・その他…371(4.4)
・その他…232(2.8)
・使用料・手数料…107(1.3)
・繰入金353(4.2)
・地方消費税清算金…781(9.3)

「(1)県に入ってくるお金はどんなものがあるの?」
「(2)収入を増やすために何か取り組んでいることは?」
(1)主に、県民の皆さんから納めていただく税金や、国から入ってくるお金などがあるよ!
鹿児島県は、税金や使用料などの自主財源より、国からの補助金や借金などの依存財源(国庫支出金や県債など)の方が多い状況なんだ。
(2)使わない土地の売却や、使用料・手数料を適正に見直すなど、税金や国からの補助金以外の収入を増やすことにも取り組んでいるよ。

◇いろいろな財源を活用して、その年の歳出をまかなえる歳入を確保することが重要!

■歳出
1.お金の使い道はどうなっているの?[目的別]
令和6年度当初予算…8,405億円
・教育費…1,939(23.1)
・民生費…1,219(14.5)
・公債費…1,080(12.8)
・土木費…846(10.1)
・諸支出金…808(9.6)
・農林水産業費…734(8.7)
・衛生費…650(7.7)
・総務費…444(5.3)
・警察費…382(4.5)
・商工費…138(1.6)
・その他…165(2.0)

「(1)今年度は何のために使うの?」
「(2)お金の使い道は、どうやって決めているのかな?」
(1)子どもの教育(教育費)、医療・福祉の充実(民生費・衛生費)、生活に必要な道路などの整備(土木費)などのために多くのお金を使うよ!
(2)県民の皆さんにとって必要なサービスを提供できるよう、意見や要望を聴いてじっくり検討し、県議会の議論を経て決定されるんだ!
鹿児島がより豊かになるよう重要施策に最大限財源を使うことを心がけたよ!

◇限られた財源を最大限生かすために、メリハリをつけて予算を組んでいます!

2.違う角度から考えてみると?[性質別]
令和6年度当初予算…8,405億円
・人件費…2,376(28.3)
・扶助費…1,422(16.9)
・公債費…1,076(12.8)
・普通建設事業費1,413(16.8)
・災害復旧事業費…125(1.5)
・補助費等…1,547(18.4)
・物件費…301(3.6)
・その他…146(1.7)

「(1)性質別で見ると、鹿児島県の財政状況はどうなの?」
「(2)これからの鹿児島県の財政は大丈夫?」
(1)鹿児島県は、県職員(警察職員、教職員含む)の給与(人件費)や医療負担・子育て給付(扶助費)など、義務的経費として必ず支出しなければならないお金が全体の半分以上を占めているんだ。
(2)少子高齢化の進行等で、扶助費が増えていることから、借金をしっかり管理するなど、徹底した行財政改革で持続可能な財政運営に努めているんだ!

◆令和6年度末の借金(県債残高)は、前年度に比べて71億円減少する見込みで、適正に管理しているよ!

◇これから先も健全な財政運営ができるよう、将来のことも考えて取り組んでいます!

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