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いちき串木野市の財政状況

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鹿児島県いちき串木野市

令和5年度の一般会計、特別会計及び企業会計の決算が議会の決算審査特別委員会の審議を経て、9月議会で認定されました。令和5年度の決算状況についてお知らせします。
一般会計の決算額は、歳入総額181億2,215万円(前年度比0.4%減)、歳出総額174億8,134万円(前年度比0.0%増)で、差引額6億4,081万円を翌年度に繰り越し、実質収支は6億2,646万円の黒字となりました。

■令和5年度の決算状況 一般会計の決算
○歳入歳出決算額

※各項目で単位未満を四捨五入しているため、合計額等が一致しない場合があります。

令和5年度を「人口減少・少子化緊急対策元年」と位置付け、これからの社会を担っていく子どもや若者を中心とした施策に重点的に取り組みました。主要な事業として、国の無償化の対象とならない住民税課税世帯の0歳から2歳児までの保育料無償化を実施するなど子育て支援をより充実させたほか、イクボス企業応援助成金の支給や放課後児童健全育成事業利用料助成など、人口減少・少子化対策に取り組みました。
また、まちの魅力づくりとして移住及び地元への定住・就業を促進するための薩摩ステューデント基金の創設を行ったほか、近年、全国各地で頻発かつ激甚化している自然災害に対応するため、防災行政無線設備の更新へ向けた調査設計を実施するなど、安心して暮らせるまちづくりに取り組みました。
本市の財政は今後も厳しい状況が見込まれますが、市民の皆様への行政サービスを安定的に提供していくため、引き続き行財政改革を進め、持続可能な自治体として健全財政の堅持に取り組んでまいります。

■財政指標

※標準財政規模…地方公共団体の標準的な状態で通常収入されるであろう経常的一般財源の規模を示すものです。

■主要施策の概要
※金額は令和5年度決算額

○保育料無償化事業 63,874,130円
少子化対策・子育て世代の支援として国の無償化の対象となっていない住民税課税世帯の0~2歳児の保育料を令和5年度より無償化しました。これにより、本市では、全年齢の児童の保育料が無料となっています。

○地域少子化対策重点推進事業 4,481,960円
フットサルや登山等共通の趣味を通した出会いの場を創出する出会いサポート事業や高校生向けのライフデザインセミナーの開催、結婚新生活支援補助金などで出会いから結婚までを一体的に支援しました。

○薩摩ステューデント奨学基金積立金 20,000,000円
未来を担う若者達の就学を支援し、将来本市で活躍することを願った奨学ローンと奨学金返還支援制度を創設しました。詳しい制度内容は、本紙P8をご覧ください。

○食のまち魅力発信事業 7,810,000円
官民連携による食のまちづくりを推進するため、パートナーシップ会議を新設しました。また、本市の特色ある「食」の魅力を、動画(二次元コード)やWEB記事など様々な媒体で発信することで、食のまちの認知度向上と、シビックプライドの醸成を図りました。

■基金・市債残高の推移

■特別会計・企業会計の決算
○特別会計 歳出決算額の比較(単位:千円)

○企業会計 歳出決算額の比較(単位:千円)

市の財政事情を市ホームページ(右の二次元コード・本紙参照)に公開しています。

問合せ:財政課
【電話】33-5627

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