私たちは、1日1人当たり250リットルの水を使っています。私たちが台所やお風呂、トイレなど日常生活から出る生活排水を、そのまま海や川に流してしまうと、水質汚濁の大きな原因となります。
■下水道や集落排水区域内にお住まいの方
下水道や集落排水施設は、生活排水や事業排水などの汚水を処理する施設であり、生活環境の改善や河川・海等の保全に貢献しています。
⇒下水道や集落排水施設へ接続しましょう。
■下水道や集落排水区域外にお住まいの方
トイレの水だけを処理する単独処理浄化槽や、くみ取槽を使用している家庭では、生活雑排水が未処理のまま河川等に放流していて、合併処理のお宅の8倍以上の汚れを放流しています。
⇒合併処理浄化槽へ切り替えましょう。
■合併処理浄化槽補助金制度の活用を!
市では合併処理浄化槽への転換に伴う負担の軽減のため、補助金制度を設けています。
今年度より、11人槽~50人槽を合併処理浄化槽へ転換する場合においても、補助金を活用できるようになりましたので、この機会に合併処理浄化槽への切り替えをご検討ください。
※新築・建替への補助はありません。
■浄化槽の維持管理を適切に
浄化槽は微生物の働きで汚水を浄化するため、微生物が活動しやすい環境を保つように維持管理する必要があり、保守点検、清掃、法定検査が法律により義務付けられています。
保守点検:定期的に浄化槽の本体や付属部分の調整・修理、消毒剤の補充を行います。
市内保守点検業者
・(株)環境保全管理センター【電話】32-9143
・(有)久木山建設【電話】32-3663
・(有)西薩サービス【電話】32-9855
・(有)総合施設管理【電話】32-1067
・(有)メック【電話】32-8110
・(有)濵屋浄化サービス【電話】35-0023
清掃:浄化槽の機能の低下や汚泥流失、悪臭を防ぐために、年1回の清掃が必要です。
法定検査:使用開始後3~8か月の間と、その後年1回の定期検査が義務付けられています。
問合せ:
清掃について…いちき串木野・東市来衛生公社【電話】24-8555
検査について…公財)鹿児島県環境保全協会【電話】099-296-9000
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