10月26日(土)・27日(日)に全国障害者スポーツ大会「SAGA2024」にて、サウンドテーブルテニス(STT)が佐賀県基山町総合体育館・町民会館で開催されます。大会の開催が近づく中、本市出身選手が出場する競技の魅力や大会への意気込みなどをお聞きしました。
■サウンドテーブルテニス(STT)とは
視覚障害のある方の卓球競技です。障害程度のハンデ解消のため、アイマスクを着け、金属球の入った球の転がる音を頼りに、ラバーの貼っていないラケットでラリーをします。ネットは下の部分が空いており、球はネットの下を通します。
■競技の魅力
視覚に障害を持った人たちが、競技としてレクリエーションとして、楽しみながら気軽に始められて、友だちの輪(和)も広がり、いい汗をかけるスポーツです。
また、上位を目指し、コツコツ練習に励み技術を磨けば、個人競技であるため、個人として結果を残すことができます。
■観戦時の注目ポイント
音を頼りに球の動きを察知して打ち返す!
とにかく、静かに観戦する!
卓球の球の音が頼りの競技であるため、応援等の音を出すことは禁止されています。
静寂の中でプレーする姿から、競技会場には緊張感が漂います。
■注目選手紹介
氏名:宝満 守さん(ほうまん まもる)
出身:いちき串木野市
競技を始めたきっかけ~現在:平成17年頃、サウンドテーブルテニスをやっているお友だちに、「遊びにおいで」と誘われて、軽い気持ちで練習に行ったのがきっかけです。
現在、鹿児島市で週1回、薩摩川内市で月2回練習し、楽しみながら、いい汗を流しています。全国障害者スポーツ大会「SAGA2024」に向けて、一生懸命練習を頑張っています。
大会への意気込み:オリンピック・パラリンピックも開催され、「参加することに意義がある」と言われますが、参加するからには、少しでも上位を目指し、ベストを尽くして頑張ります。
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