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自治体の皆さまへ

今年も特定健診が始まります

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鹿児島県さつま町

ある日突然日常生活や生命を脅かす脳梗塞や脳出血、心筋梗塞といった病気は、血管の老化と言われる動脈硬化が進み発症します。高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は動脈硬化を加速させる要因となり、自覚症状なく進行するのが特徴です。気付かないうちに忍び寄る生活習慣病の芽を見つけるために、特定健診を受診しましょう。

■特定健診で何が分かる?
○動脈硬化を進行させる生活要因はないか
身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
問診(過去にかかった病気、喫煙・飲酒歴)

○血管を傷付ける要因はないか
血圧測定
血液検査(脂質、肝機能、血糖、尿酸、貧血)

○血管に異常が起きていないか
尿検査(尿糖、尿たんぱく、尿潜血)
血液検査(クレアチニン)
心電図検査

■肥満でなくても油断禁物
肥満は、高血圧、高血糖、脂質異常を誘発して動脈硬化を進行させる要因の一つですが、加齢や体質、好ましくない生活習慣によっても動脈硬化は進行します。血管の中の異常は見た目では分からないため、特定健診で確認することが大切です。

■町の特定健診は細やかでおトク
尿酸、貧血、クレアチニン、尿潜血、心電図検査は町独自の検査項目です。また、通常約1万円かかる検査が町国保の特定健診では無料で受診できます。

■治療中の方も対象です
治療中の病気に関する検査と特定健診の検査の内容は異なる場合があります。生活習慣病の早期発見の機会を逃してしまう可能性があるため、通院中の方も主治医と相談の上、特定健診を受診することをおすすめします。職場健診や自費で人間ドックを受診した方は、受診結果票を役場保健福祉課に提出してください。

■健診デビューは1年でも早く!
2型糖尿病を40~50歳で発症すると、60歳以降の脳卒中の発症リスクが高まることが分かっています。町内では、40代で4人に1人、50代で2人に1人が糖尿病の予備群となっており、60歳未満の方でも糖尿病の発症リスクが高くなっています。

■脳ドック費用を町がサポート
脳卒中などの脳疾患の発症リスクを早期に発見することを目的とする脳ドックの検査費用の一部を助成します。

詳しくは4月12日発送のチラシをチェック

問合せ:保健福祉課 保険係
【電話】内線2135

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