■運用開始に向けて
令和7年4月1日からさつま町消防本部、薩摩川内市消防局、阿久根地区消防組合消防本部の3消防本部で、通信指令業務の共同運用が始まります。消防通信指令業務は、119番通報を受信し、災害内容に応じて出場隊へ指令や情報伝達を行うもので、消防の中枢機能を担います。指令センターの共同運用により、大規模災害や複雑多様化する災害に対して、より高度で迅速な対応を広域的に行うことができます。
○主な変更点
・薩摩川内市消防局内にある指令センターで119番通報を受信します。
・災害案内の電話番号【電話】52-2201が変わります。 番号は決まり次第お知らせします。
・NET119※が変わります。 対象者へは別途お知らせします。
※音声の聴き取りや発信が不自由なことにより、119番通報が困難な方が、円滑に通報を行えるようにするシステム。
○新たに導入されるシステム
[映像通報装置]
携帯電話から119番通報した場合に、通報者に現場の状況を撮影してもらい、指令センターや出場隊と現場の状況を共有するシステムです。現場映像だけでなく、現場の位置情報なども送信できます。
○町民の皆さまへお願い
・消防車や救急車を要請する際は、消防本部の代表電話(52-0119)ではなく「119番」に通報してください。
・通報の際は、さつま町から住所を伝えてください。
(例:「救急です。場所はさつま町時吉○○番地です。」)
※上記2項目は運用開始を待たず、常に行ってください。
○よくある質問
[Q]119番通報の方法は変わりますか?
[A]119番通報の方法はこれまでと変わりません。
[Q]災害受信エリアが拡大し、出動場所が分からないということはありませんか?
[A]「119番」に通報することにより、指令システムの機能を活用し出動場所を特定できます。
また、さつま町消防本部の職員が常時指令センターに勤務します。
■運用開始後のイメージ
問合せ:さつま町消防本部 警防課 通信指令係
【電話】(0996)52-0119
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