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SATSUMA×WORK さつま×しごと Vol.42

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鹿児島県さつま町

■薬剤師×内 喜彦
虎居地区商店街の中心部にあるウチ薬局。店内に入るとカウンターから兄弟2人が明るく出迎え、お客様へ薬に関する丁寧な説明を行っています。今回は、同店の店主で薬剤師の内喜彦さんにお話を伺いました。
「当店は、大正14年創業、来年で100周年を迎える「まちの薬屋さん」です。祖父や父の頃は市販薬を取り扱う薬店で、当時は肉屋・八百屋・魚屋など商店街で全て揃う時代でした」と話す内さん。川内川で遊泳するようなたくましい幼少期を過ごした後、大学進学、就職、結婚を経て、36歳で家族とUターンし、現在の店舗となる際、処方箋も取り扱いできる薬局となりました。
「処方箋は全国の調剤薬局で利用可能なので、遠方で受診されて処方箋を持参され、当店でゆっくり受け取られる方もいらっしゃいます」一般来店者のほか、先代から60年以上付き合いのある常連のお客さんもいます。
「実行委員長としてまちゼミを開講してから、新しいお客様も来店されるようになりました。次回のまちゼミ開講に向けて仲間と準備を進めていますが、次回の内容も、お客様に楽しんでもらえる企画になるのではと期待しています」。お客様やさまざまな業種の経営者から、新しい視点でアドバイスをもらう事もあるとまちゼミならではの魅力を感じているようです。
「健康レベルを高め、元気で長生きするための秘訣は、食や生活習慣が重要で、薬はそれをサポートするものです。私も80歳まであと15年しかありませんが、好きな仕事を長く続けられるよう、お客様と一緒に体を大事にしていきたいですね」

○内 喜彦さん(65)(うち よしひこ)
虎居地区出身。高校卒業後、福岡県の大学へ進学。薬剤師となり、広島県で就職後、36歳で家族とUターン。近所の飲食店で友人とお酒を飲むことが日課となっている。まちゼミ情報については、各SNSで発信中。

・冬場になると店舗入り口付近の囲炉裏で暖まりながら、来店客とのコミュニケーションを大事にしています。
・まちゼミは様々な方と出会える絶好の機会。「次回のまちゼミは、アラフォーの健康がテーマです」

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