■福祉避難所の設置運営に係る協定
10月23日、医療法人博仁会と福祉避難所の設置運営に関する協定を結びました。同法人が運営する宮之城病院が町内7か所目の福祉避難所として認定され、災害時に通常の避難所では対応が困難な要支援者などを受け入れる協力体制を構築。新門弘人理事長は「災害発生時の有事の際は、当病院のデイケアルームを活用して、要配慮者が安心して避難できる場所として活用して頂きたいです」と話しました。
■県に道路整備の要望書を手渡す
10月30日、鹿児島県に高規格道路「北薩横断道路」の整備促進に関する要望書を手渡しました。上野俊市町長は、溝辺道路と、宮之城道路、高尾野道路の早期整備に加え、本年7月に被災した北薩トンネルの早期復旧を強く要望。木佐貫浄治県土木部長は「北薩横断道路は、農林水産業や観光関連産業などの振興・発展に大きく寄与する社会基盤として重要な役割を担っているので、引き続き、関係自治体と協力して整備促進に努めていきたいです」と回答しました。また、同日上野町長が会長を務める国道328号整備促進期成会が、木佐貫県土木部長や関係課長に対し、国道328号の整備促進について要望。船木地区の下船木から宮之城屋地地区の町頭までの4車線化や、小山田バイパスの早期整備、(仮称)紫尾峠トンネル整備促進を求めました。
■関西地区の企業に町の魅力をPR
10月30日、県内への企業誘致を目的とした企業立地懇話会が大阪府で開催されました。本町からは角茂樹副町長が出席し、本町の魅力や立地環境などについてPR。懇話会では、自動車製造企業や半導体関連企業による基調講演が行われ、現在注目度の高い2分野の県内への立地の可能性が示されました。参加した企業の中には県内への立地に関心を示した企業もあったことから、今後は、この懇話会で得た情報を基に関西地区からの企業誘致を進めていきます。
■かごしまエコファンド制度・株式会社南日本放送
かごしまエコファンド制度は、事業者などが自発的にCO2排出削減を促進するため、自らの温室効果ガスの排出量を認識し、自主的に削減努力を行い、削減が困難な排出量を森林整備で実現した温室効果ガスの吸収量(クレジット)の購入により埋め合わせをする制度です。本町は、令和2、3年度に行った88.04haの間伐により新たに639tの追加クレジットの認証を受け、販売しています。この制度を利用することで、環境企業として貢献していることをアピールでき、クレジット購入代金で地元の地球温暖化対策に貢献できます。
今回は、次の事業者にクレジットを購入していただきました。クレジット代金は、町有林の森林整備や公共施設等の照明のLED化などの地球温暖化対策に活用します。
・株式会社南日本放送
・株式会社大和建設
・株式会社大友組
・葉月工業株式会社
問合せ:農林課 林政係
【電話】(0996)24-8949
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