地域探訪

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■15　宮之城初市
毎年2月7日に盈進小学校前の通りで開かれる宮之城初市。古くから「初市の風に当たれば風邪をひかない」といわれ多くの買い物客でにぎわう様子は初春の風物詩となっています。宮之城初市の名物といえば、店頭に並ぶ色鮮やかな宮之城人形。子どもの健やかな成長を願って贈られる縁起物で、こま犬や立ち娘などの人形が彩る初市は、人形市とも呼ばれます。宮之城人形は、明治期に東郷人形の作り方を学んでいた本町出身の松永仲次郎によって生み出され、仲次郎が亡くなると途絶えてしまいました。しかし、平成17年に宮之城人形復興会が仲次郎の親戚宅に保管されていた人形の型を基に再現し、技術の継承と普及啓発に取り組んでいます。

宮之城人形の歴史は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。