■工場操業50周年を記念し車両を寄贈
12月26日、株式会社日特スパークテックWKSが本町に人員輸送車両を寄贈しました。同社のさつま工場操業50周年を記念して贈られたもので、同日に行われた寄贈式では、加藤章良さつま工場長から上野町長へスマートキーが手渡されました。同社は、昭和49年に本町で工場を操業して以来、自動車エンジンの部品の一つであるスパークプラグを製造。現在、工場には1,000人を超える従業員が勤務し、若者世代の定住や雇用機会の創造などに貢献しています。加藤さつま工場長は「さつま町の皆様が誇りに思っていただける世界一の工場を維持してまいります」と話しました。寄贈された車両は、町民の研修視察や職員の出張などに利用されます。
■経済再生や財政健全化を提言
12月22日、公益社団法人川薩法人会の久保聡一郎副会長が役場を訪れ、上野俊市町長と宮之脇尚美議長に令和6年度税制改正に関する提言書を手渡しました。同法人会は、コロナ禍がほぼ収束したことから、経済財政運営を平時に戻すべきであることを基本認識として税制の改正を提言。コロナ対策で積みあがった国債の返済や経済の再生と財政健全化を目指した歳出入の一体化改革、持続可能な社会保障制度の確立、インボイス制度の事務負担軽減措置、中小企業の重要性を認識して活性化を図る税制措置などを求めました。また、提言書の提出後は意見交換が行われ、税のあるべき姿や町の将来像などについて意見を交わしました。
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