■20 泊野川
川内川の支流の一つである泊野川。その源流は、紫尾山の花こう岩帯にあります。花こう岩には石英や雲母などの鉱物が含まれており、特に泊野川の川砂は白い雲母が豊富。水中で雲母のかけらが日光に反射してきらきらと輝いていることから「きらら川」という名で親しまれています。上流の市野地域には市野の滝があり、高さ12mから水が流れ落ちる様は壮観。「轟(とどろ)の滝」とも呼ばれるこの滝は、雲母(きらら)大橋の上から眺めることができます。さらに下った高峰地域には「どのした淵」という地元の方々が整備している河原があります。夏になると、近隣の子どもたちを招いてパックラフトやSUP(サップ)体験会が行われ、水浴びを楽しむ人々でにぎわいます。
『市野の滝のマップ』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>