■二十歳のつどい 未来への一歩
1月4日、鶴田中央公民館で開催された二十歳のつどいに160人が参加し、家族や恩師から祝福を受けました。式典では、小学4年生の時に収録した「10年後の君へ」の動画が上映され、出席者は歓声を上げながら懐かしそうに観ていました。実行委員長の溝川統仁さんは「節目の日を迎えることができたのは両親、友人、恩師をはじめとした周りの方々のおかげです」と謝辞を述べました。
■焼酎造りを通してふるさとを学ぶ
二十歳を迎えた有志が、地元の酒店や蔵元の協力をもらい19歳の焼酎プロジェクトで造った焼酎を、二十歳のつどいで披露しました。イモの収穫や仕込み、ラベルのデザインなどを行い、最後にイモの苗を植えて次の二十歳へつなぐ取組で、今回で11回目。焼酎は「味わうことで前向きなエネルギーを感じ、特別な時間を楽しむことができるように」と願いを込め「光帆(みつほ)」と名付けられました。
■川内川で泳ぎ初め
1月1日、宮都大橋上流の川原町河川敷で毎年恒例の新春泳ぎ初めが行われました。72回目を迎えた今回は、小学4年生から60代までの43人が参加。水温10°Cの川内川を喚声を上げながら泳ぎ切り、川から上がると川原町公民会が準備したたき火を囲って冷えた体を温めました。会場周辺には勇敢な泳者を応援しようと多くの方が訪れ、声援を送りました。
■黒毛和牛 子牛の初せり市開催
1月14日と15日、船木地区にある薩摩中央家畜市場で子牛の初せりが開催されました。雌237頭、去勢280頭の計517頭が上場し、全国各地から多数の購買者が血統や体格を見定めながら次々と競り落としていました。
今回のせり市の平均は54万785円(税込)で、最高価格は去勢102万1,900円(税込)でした。
■サンタクロースがやってきた!
12月24日、サンタクロースが町内20軒の家を訪問し、41人の子どもたちにクリスマスプレゼントを届けました。今回サンタとして家を回ったのは町青年団員11人。突然のサンタの登場に、子どもたちは「来てくれてありがとう!」と大喜びで出迎えていました。プレゼントを受け取った後は、お礼にお手紙やお菓子を渡したり、一緒に記念撮影をしたりしてサンタとの交流を楽しみました。
■愛称は「きらきら発電所」 泊野川水力発電所
12月10日、泊野地区にある泊野川水力発電所の愛称のお披露目式が虎居地区公民館で行われました。町内小中学生から44件の応募があり、盈進小4年の岸良遥香さんが考案した「きらきら発電所」に決定しました。泊野川は通称きらら川と呼ばれ地域住民から親しまれている川で、岸良さんは「人と自然に優しいエネルギーがキラキラしたイメージから愛称を考えました」と話しました。
■フルオーケストラの演奏を鑑賞
11月28日、鶴田中央公民館で大阪交響楽団による巡回公演が開催され、鶴田小学校児童と地域住民約200人が参加しました。この公演は、プロの音楽などを身近に体験してもらう文化庁の事業で、「スターウォーズのテーマ」など、なじみ深い5曲がフルオーケストラ構成で演奏されました。また、公演終盤は6年生のリコーダー演奏との共演や、オーケストラ演奏に合わせた全児童の校歌斉唱も行われました。演奏を聴いた6年の田野あかねさんは、「私も将来、人を感動させられるような仕事に就いてみたいと新たな夢に出会うことができました」と話しました。
■手漉き和紙で卒業証書を制作
12月13日、神子地区の鶴田手漉(てすき)和紙工房で、鶴田小学校の6年生21人が紙漉(す)きを体験しました。この体験は、和紙職人4代目の野元政志さんによって旧鶴田町時代から鶴田地域の子どもを対象に続く取組で、卒業証書用の和紙として使用されています。子どもたちは、鶴田和紙の歴史などを学んだ後、こつを教わりながら簀桁(すげた)と呼ばれる道具で和紙の原料をすくい、和紙に仕上げました。また、12月20日には柏原小学校の6年生16人も紙漉き体験を行いました。
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