地域おこし協力隊通信(No.81)

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■種子島のファン
先月、東京から友人が遊びに来てくれました。その子は今年の4月にも遊びに来てくれていて、半年経たないうちに再来島してくれました。友人はサーフィンが好きだとか、ロケットが好きだとか、「種子島っぽい」ことが好きな訳ではなく、「居心地が良いから」という理由だけでお金をかけて種子島に来てくれます。今回は3泊4日の滞在で、海で遊んだり、星を見に行ったり、よく行くお店にご飯を食べに行ったり、夫が作ったピザ釜でピザパーティをしたり。移住した私たちの日常が、東京に住む友人にとってはすべてが新鮮なようで、ずっと目をキラキラと輝かせていました。車から見える見慣れた景色も、友人はすかさずカメラを構えて景色を楽しんでいるようでした。次は星がきれいに見える冬に島で会おう!と約束をしてお別れしました。
3月に来てくれた友人はお酒が好きで、居酒屋でいただいた町の特産品「島乃泉」をとても気に入っていました。「大山夫婦はこれから島の人とお酒を呑む機会が沢山あるだろうから」と、去り際に1本ボトルを入れて手をつけずに帰って行った格好いい友人です。(東京でボトルをキープするという感覚はあまり無いため、1本あればしばらく呑めるだろうと友人は思ったことでしょう。後日数人で行った呑み方で数時間で無くなりました)先日その友人から久しぶりに連絡が来て、何事かと思うと「中種子町のふるさと納税、注文したから!」とのこと。後日、友人宅に届いた島乃泉の写真が送られてきました。きっと今頃、東京で種子島を感じていることでしょう。彼の周りにはお酒が好きな人が沢山いるので、さらに島乃泉が広がったら嬉しいです。
私たちが移住して半年経って、11人の友人と夫の家族が遊びに来てくれましたが、皆「種子島のファン」になっています。島の美しい風景や食べたものをSNSで発信し、全力で楽しんでくれます。これからもっとファンが増えたらいいな～と思う、今日この頃でした。
大山　愛