ハンセン病問題に対する解決の促進を図るために、県では「ハンセン病問題を正しく理解する週間」を定めています。
ハンセン病は、らい菌によっておこる感染症ですが、感染力は弱く早期発見と早期治療により、完治する病気です。
誤った隔離政策によって、強制的に隔離され、ご本人だけでなく、ご家族も偏見や差別を受け、多くの方々のかけがえのない人生が奪われました。
病気が治っても家族の元へ帰れず、社会復帰が難しい状況にあり、今もなお、多くの方々が、療養所での生活を余儀なくされています。
長い間、偏見や差別に苦しめられたハンセン病患者であった方々や家族が、平穏に安心して生活できる地域づくりのために、また、二度とこのような悲しい歴史を繰り返さないために、私たち一人ひとりが、ハンセン病問題とは何か正しく理解することが大切です。
ハンセン病問題を正しく理解する週間:6月18日(日)~6月24日(土)
お問い合わせ先:保健センター保健予防係
【電話】27-1133
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