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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊通信(No.76)

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鹿児島県中種子町

■「百均」にイメージするもの
○私と地域住民との会話を少しお話します
地:「百均にはもう行った?何かと揃うからすごく便利だよ。」
私:「そうですね。引っ越しの際に色々と必要なものが出てくるので、必要なものを揃えるのに助かっています。」
地:「もう利用しているんだね。この辺りだと各地にあるから違いを見ながら回ってみるのも面白いと思うよ。」
私:「そんなに百均って出店していましたか?(知る限りでは野間に2店舗あるような…)」
地:「ほらそこにもあるじゃない」
そう言われて見渡すも周囲は畑。いまいち話がかみ合わないと感じたため、念のため確認してみることに…
私:「百均って何のことをおっしゃっていますか?」
地:「百均は百均でしょ。野菜とかを売っている無人販売所。」
※地:地域住民 私:大山

ここで衝撃を受けるとともに、先ほどから感じていた違和感の正体に気づき、お互い顔を見合わせ笑いました。なんとお互いの思い描く「百均」にズレがあったのです。私は百均といえば当然のように100円ショップを想像していましたが、地元の方は無人販売所をイメージして話していたのです。この状況では話がかみ合わないのも当然のことでした。
これは島に引っ越してきてまだ数日の頃の話ですが、このようなやり取りを覚えています。たしかに色々なものが揃うという共通点はあるものの、イメージする「百均」に相違があると、こんなにも上手く会話が成立しないものかと感じました。また、それほどまでに地域に密着した百均(無人販売所)に興味を持ち、時間がある時には車を停めて見てみるようになりました。意識して見てみるとなんとなくですが、出品者の人柄や思いが見えてくるような気がしてなんだか面白く感じます。まだ町内にいくつの百均があるのかもわからないですが、いつか全部の百均を見てみたいと思います。
地域の皆さま、面白い百均や穴場的な百均などご存じでしたらご情報をお寄せください。そして出品者の方々、今後直接お会いすることができた際にはぜひお話を聞かせてください。

大山 広太郎

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