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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊通信(No.78)

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鹿児島県中種子町

■身近な人が何かの先生
種子島で生活を始めて早くも3ヶ月が経過しました。日々の生活には慣れてきましたが、まだまだ知らないことばかりで驚きの連続を楽しんでいるところです。
そんな私たちにとっては新鮮なことが、地元の方々にとっては日常の1コマなのでしょうか。さらっと生活に役立つ知識を教えていただくことがあります。何も知らない私からすると「なんでそんなことも知っているのだろう」と疑問に感じることばかりです。(例えば、草払い、台風対策、害虫対策、野菜作り、魚釣り、貝取り…)この土地で生活を続ける中で培ってきた、よりよく暮らしていくための知恵なのでしょう。そんな物知りな地域の方々と接していると、皆が先生のように感じます。それは、幼少期に感じた「大人って何でも知っていてすごい」という感覚に近く、どこか懐かしい気持ちを思い出すことがあります。
都心部で生活をしていると、困りごとに直面した時は、お金を支払えば誰かが対応してくれるような感覚がありました。しかし、この地では必ずしもそうではありません。何でもかんでも他人に頼むことができないからこそ自分事として経験した結果、先生と感じるほどの領域に達したのだと思います。私もこうした先生達の背中を見て、早く誰かにとっての先生として地域に貢献していきたいと感じています。
しかし、最近の困りごとの1つに言葉(種子島弁)が分からないという問題があります。せっかく有益な情報や豆知識を教えていただいても、その言葉の意味を100%理解できていない状況に非常にもどかしい気持ちを抱えています。感覚的には海外で外国の人と英語でコミュニケーションを取りたいという気持ちと似ているのですが、早く地元の方と地元の言葉でコミュニケーションを取りたいと思っています。そこで、どなたか私に種子島の言葉を教えてくださる先生はいらっしゃらないでしょうか。随時大募集させていただきますので、我こそはという方がいらっしゃいましたら、ぜひお声かけください!
大山 広太郎

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