■新年のごあいさつ
町民の皆さま、新年明けましておめでとうございます。昨年は、新型コロナによる制限が無くなり、社会が動き始めると同時に、ウクライナ問題、パレスチナ問題など世界が不安定になり、物価が上昇し始めるなど、私たちの生活が変わり始めた年でした。島内では、H3ロケットの打ち上げ失敗という残念なニュースもありました。私たちを取り巻く、国内外の政治、経済状況は大きく変化しようとしていますが、このような時期だからこそ、私たちは、足元の自分たちの生活をしっかり見つめ直す必要があると思います。
さて、公立種子島病院は、昨年までの新型コロナ対応体制から、通常の診療体制へと切り替わり、これまでと同様、町民の皆さまの健康維持に力を注いでまいります。具体的には、まず、職場健診、厚生連健診などで異常を指摘された方々の相談の充実を図ります。次に、リウマチ、癌など患者数が多く、長期の治療と生活サポートを必要とする疾患については、鹿児島市内の専門病院との連携もほぼできあがっており、診療情報のやりとりを行いながら、地元での生活をサポートします。最後に子育て支援についてですが、病児・病後児の施設が、昨年12月に完成しました。これにより、水痘、おたふく風邪など、異なる疾患の子どもたちも、同時にお預かりする事が可能になります。診療体制についても、育児相談などの充実を図っていきたいと考えています。
昨年は、世界のさまざまな不安定な問題や、矛盾した問題が噴出した年でした。それらの問題は、これからの私たちの生活にさまざまな影響を及ぼしてきます。公立種子島病院は、今年も、皆さまの生活を、健康面でしっかりサポートしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
■公立種子島病院の診療情報
火曜日の整形外科の受診を希望される方は、必ず来院前に電話でお問い合わせをお願いします。
※詳しくは本紙をご覧ください。
野田先生の診療日:1月9日(火)午前~12日(金)午前・1月22日(月)午後~26日(金)午前
※1月2日(火)は当番医
休診日:令和5年12月29日(金)~令和6年1月3日(水)、1月8日(月)
公立種子島病院 院長 德永 正朝
【電話】26-1230
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