令和5年度の一般会計と特別会計の決算をお知らせします。
歳入総額81億2,093万円(前年度比0.5%増)、歳出総額80億1,794万円(同0.4%増)となり、差引額から翌年度への繰越財源や財政調整基金への積立金などを加味した実質単年度収支は3,258万円の黒字となりました。
歳入については、国庫支出金が2億5,391万円(前年度比21.7%増)、町税が4,308万円(同5.4%増)増加した一方で、地方交付税が4,678万円(同1.3%減)、県支出金が4,443万円(同4.6%減)の減少となりました。主な増減としては、税収の増加による町税の増加、再編交付金や物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金による国庫支出金の増加、新型コロナウイルス対策に係る県支出金の減少が挙げられます。
歳出については、民生費が1億7,825万円(同11.2%増)、災害復旧費が1億4,225万円(同86.1%増)増加した一方、商工費が2億2,761万円(同68.1%減)、土木費が1億6,663万円(同33.4%減)の減少となりました。主な増減としては、住民税非課税世帯等支援給付金事業やこども家庭センター設置工事による民生費の増加、農業資材価格高騰対策支援事業の増加、プレミアム付商品券販売事業の皆減による商工費の減少が挙げられます。
再編交付金については、5億1,827万円が交付され、種子島こりーな空調設備更新事業や学校給食に係る運営費・給食費無償化事業、農業用機械導入事業などを実施し、交付金の有効活用に努めています。
今後も、事務事業の見直しをはじめとする行財政改革を積極的に推進するとともに、経費全般についての節減・合理化、受益者負担の適正化、さらなる自主財源の確保に努め円滑な財政運営を推進しますので、町民の皆様のご理解とご協力をお願いします。
▽用語の解説
・形式収支…歳入決算総額から歳出決算総額を差し引いた歳入歳出差引額
・実質収支…形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を控除した額
・単年度収支…当該年度の実質収支から前年度実質収支を差し引いた額
・実質単年度収支…単年度収支に財政調整基金への積立金を加え、同基金からの取崩し額を差し引いた額
■一般会計の決算状況
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