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島の四季彩 ツルニチニチソウ(キョウチクトウ科)

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鹿児島県中種子町

漢字表記:蔓日々草
別名:ヴィンカ、ビンカ(学名の属名)
原産地:南欧~北アフリカ
栽培適地:日当たりよく、排水良好な場所
繁殖法:挿し芽、株分け
和名は、ニチニチソウに似ており、つる性であることに由来します。常緑でつる性の匍匐する多年草です。葉は卵形で対生し、花期は春~初夏で、立ち上がった茎の葉腋に淡紫色で径4cm位のスクリューのような形の花を1個ずつつけます。這っている茎には花はつきません。グランドカバーや鉢植えとして利用されています。半日陰でもよく育ち、野生化している地域もあります。近縁種にヒメツルニチニチソウがあり、本種より小型で、同様な利用法をされていますが、ややひ弱で、本種ほどは利用されていません。両種とも、葉に斑が入った園芸品種があります。いずれの種にも全体にアルカロイドを含むため、食してはいけません。
写真・資料提供:香月茂樹さん(元薬草試験場長)

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