町の話題

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■子宝長寿の徳之島へモーインショーレ
果てなくつづくキビ畑
サヤサヤゆれるキビの葉は
ゆれてささやく旅する人に
長寿島(ながいきじま)は待っています
モーインショーレ　モーインショーレ
真(まこと)の愛のもてなしは
変わらぬ宝　島氣質(しまかたぎ)
長寿島(ながいきじま)は待っています

遠くどよめく　闘牛(なくさみ)は
牛の力と技ためす
晴(はれ)の舞台だ　雄たけびあげて
勝ってワイドの嵐吹く
モーインショーレ　モーインショーレ
タイコはと笛とび出して
しばしとまらぬ大嵐
モーインショーレ　モーインショーレ
元気な島へモーインショーレ

(歌詞の一部を掲載しています。)

上記の唄は、木之香集落出身の廣島員代(ひろしまかずよ)さんが作詞したものです。廣島さんは大正13年生まれで今年100歳を迎えられます。

かつて過ごされた旧満州で短歌と出会い、文学に興味をもち、しばらくして大阪で過ごしていた時期に、詩を本格的に習う機会があり、現在も上記のような歌詞のほかに、短歌・川柳・詩・エッセイ・短編小説など幅広いジャンルの執筆活動を続けています。

廣島さんは「島が大好きで昭和の時代から奄美群島や徳之島のことを詩に書いている。」また、「この「子宝長寿の徳之島へモーインショーレ」など、歌詞の作詞をするときは、特に島外の島出身者のことを想い唄にすることが多い。」と話されました。

この歌詞がいつか音楽にのせて歌われるよう、作曲ができる方の有志を募っているそうです。