福岡だより

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◆9月号からの続き…
お待たせしました招待事業当日。7月16・17日の1泊2日で1日目は南九州市と枕崎市を巡り、2日目は指宿市を巡る行程です。参加旅行エージェントは、福岡市内に店舗を持つ6社から各1名となりました。
新幹線で博多駅から鹿児島中央駅に、それからバスで各視察地へ。知覧特攻平和会館や地元食材を使用した蒸し料理店、茶節体験からそうめん流しまで計17か所の施設等を巡りました。17日の夕方、事故なく無事に事業終了。
今回参加したエージェントは個人旅行や団体旅行と扱っている商品の種類・客層もバラバラ。個人旅行の場合は、「自分が旅行するなら?」と想定しての考え方ができますが、団体旅行の場合は収容人数、駐車場のスペースなど着眼点も変わります。また、今回は海外客をターゲットにした旅行会社の参加もありました。
事業後に行ったエージェントへのアンケートの中で一番印象に残ったのは旅行客が国内/国外で施設の評価が異なる点です。客層が国内客の場合、各施設に対する評価は、扱っている旅行商品(個人or団体等)により若干の差はありますがどれも同じよう。しかし、海外客がターゲットとなると、日本とその国の歴史的背景や食文化の違いが評価に反映されます。例えばそうめん流しは食事というよりアトラクションという感覚、平和会館は敏感な話題であるため旅行商品化は難しいなど。改めてこれからエージェントと積極的に交流しながらグローバルな感覚をさらに学びたいと思いました。
そして当初の個人的な目標としていた「最後に楽しかった、面白かったと思える仕事にする」という点ですが、Funnyではなく、Interestingの意味で面白かった!
このような経験ができることに感謝し、半年後に迫った伊佐市に戻る時を見据えながら今後の仕事にも取り組みたいです。(千鳥恋)