忘年会シーズンに入り、お店などで宴会をする機会が多くなってきます。伊佐市では、飲食店から出された料理を楽しみつつ、食品ロス削減への取り組みとして「残さず食べよう伊佐市30・10運動」を推進しています。
そこで今回は、30・10運動と食品ロス(フードロス)について紹介します。
◆30・10(さんまる いちまる)運動って何
30・10運動とは、宴会時の食品ロスを減らすためのキャンペーンで、「乾杯後の30分間とお開き前の10分間」は自席で料理を食べて食べ残しを減らす運動です。
・はじめの30分
乾杯後30分はできたての料理を楽しむ
・歓談タイム
会話をしながら楽しく食べましょう
・おわりの10分
お開きの10分前は残った料理をもう一度楽しむ
◆食品ロス(フードロス)って何
食品ロス(フードロス)とは、まだ食べられるのに捨てられる食品のことです。
日本の年間排出量(令和4年度)は、約472万トン。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量480万トンと同じくらいの量になります。
また、日本人一人あたりに換算すると一日約103g、年間で約38kgの食品ロスが発生していることになります。
◆家庭でできる 食品ロス(フードロス)対策
・買い物へ行く際に冷蔵庫などの中身を確認してから行く
・自分または家族が食べきれる分だけ買うようにする
・自分または家族が食べきれる分だけ作る
・好き嫌いをせずに、残さず食べる
・フードバンクへ食品の寄付をする
食品ロス削減は、生ごみの減量化にもつながりますので、ぜひ実践してみましょう!
問い合わせ:環境政策課環境保全係
【電話】22-1060
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