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農政情報「農のいろは」

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鹿児島県伊佐市

◆養蜂(ようほう)あれこれ
『養蜂』がもたらす恩恵と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?だいたいの人は、ハチミツを思い浮かべることでしょう。
しかしそれだけではなく、果樹や野菜、その他植物の受粉を助け、農業や自然環境に重要な役割を担っているのです。
もちろんハチミツを採取することも目的としており、ハチミツのほかにも、蜜ろう(ろうそく、ワックス、化粧品、クレヨン等の原料)やローヤルゼリー(健康食品や化粧品の原料)などがあります。
ちなみに国内産のハチミツはほぼすべて家庭用仕向けとされ、輸入蜂蜜は約60%が家庭用、約40%が業務・加工用仕向け(製菓・製パン、化粧品等)とされています。
また、『ハチミツ』と言ってもいろいろで、その種類は蜜源の花により分類されます(例えばアカシアの花の蜜はアカシア蜜と呼ばれる)。
さらに蜜の色は、蜜源の花の種類によって異なり、みなさんの見慣れたオレンジ色から黒褐色までさまざまな色があります(左写真)。
※写真は本紙をご覧ください。

いろいろなハチミツがあります!
意外と知らない養蜂のこと、みなさんに少しでも興味を持っていただければ幸いです。

◇ハチミツこばなし
寒さが厳しくなり、喉の不調や風邪など、何かと体調を崩しやすいこの季節、ハチミツが強い味方になります。
ハチミツはビタミンCやビタミンBが豊富で、肌への潤いや調子を整えたり、消化機能の向上をサポートするなど、カラダの健康を高めてくれます。また、免疫力が低下して風邪をひいたときは、咳やのどの痛みを和らげてくれるので、冬の時期は、意識的にハチミツを摂ることをおすすめします。
※1歳未満児の摂取には注意が必要です。

問い合わせ:政課畜産係
【電話】内線2241

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