自治会は、住民がお互いに助け合い、共に考え、住みやすい地域にしていくための基礎組織です。少子高齢化で人口が少なくなっていく中、次世代の地域づくりの重要な担い手である子どもや若者の参加が非常に重要です。生活・仕事・家庭環境などで自治会活動への参加が困難な人も多いかと思います。加入するだけでも力となります。地域に寄り添い、できる範囲での協力で良いと思います。みなさんで力を合わせ、地域の安心・安全を創っていきましょう。
◆自治会に加入して安全・安心な生活を
あなたの知らない、自治会活動をお教えします。
「自治会に入っていなくてもとくに困ったことはない。めんどうだし、よくわからないし、このままでいいや」そう思ったことはありませんか?
◇あなたの住んでいる地域が住みよい環境にあるのは、地域の誰かが頑張っているから
あなたの住むまちが秩序が守られ比較的安全だとしたら、それは偶然ではなく、自治会などの地域団体が防犯や防災のために日々の努力をしているからかもしれません。
住民同士がまちのために力を合わせることから生まれる信頼は、安心と安全を育み、犯罪や孤立のリスクを減らして私たちを守ってくれます。
夜道を照らす街灯の設置や安全で清潔な公園など、自治会の活動は公共性が高いため、そのメリットは会員以外の人々にも広くおよんでいるのです。
◇一緒に自治会活動をはじめてみませんか。
数十年前と比べて自治会加入率は減っています。
住民同士がまちのために力を合わせなければ、今ある安全や安心も、いつかは消えていきます。
みんなの生活を守るためにあなたの力をお貸しください。
◆自治会を知ってもらおう
自治会に加入しない理由は個人の事情によってさまざまです。未加入の人に、まずは、加入するメリットや会費の使途などを説明して自治会の良さを知ってもらうことが第一歩です。子育て世代には、親睦行事や子どもへの見守り交通安全活動、子ども会活動を説明し、子どもとのつながりを生かした案内をすると効果的です。地域の行事(スポーツ大会や祭り等)に誘ってみるのも、自治会に関心を持ってもらえるチャンスです。幅広い世代とコミュニケーションをとることで子どもは学校や家庭でできない体験ができ、高齢者は地域の子どもたちの成長が楽しみになります。
◆自治会紹介大島南自治会
・自治会長 御書 政文さん
自治会の副会長として2年務めたのち、会長となって2年目です。この間コロナ禍で自粛が続き3年間は年4回の美化活動以外はほとんど行事は出来ませんでしたが、今年度に入り徐々に行事を再開しています。活動としては新しい公民館建設・無線放送設備の導入・防犯灯の設置等がありました。自治会長になると自治会内の問題箇所、整備等が必要な所を市の「むらづくり方策等」を活用し整備が出来るのがいいと思います。年始の地震災害をみると、いかに地域の連携が大事かが分かります。高齢者も増えていますが回覧板をもっていく際、玄関や台所で倒れていた高齢者をみつけられた方が救急車を呼び命を救えたこともありました。子どもや高齢者が孤立しないよう安心安全な見守り活動が非常に大切だと感じています。
・青壮年部長 寺師 大さん
自治会の子ども会長として1年、青壮年部長として2年目です。自分が腰の持病で動けなかった時も部員みんなの支えがあって活動を続けることができました。地域に寄り添い人と人とが心を通わせていろんなことを体験できることが自治会活動で培った本質だと感じています。コロナ収束以降は、花見・奉仕作業・六月灯・校区文化祭駅伝大会・鬼火焚き等行事が盛大に行われました。駅伝大会では体育部長と監督と選手の一人三役のめまぐるしい一日でしたが、コロナ禍で会えなかった地域の人達が沿道で応援してくれて大変感動しました。活動の段取りや連絡をする際、SNSを活用したりして周知等を広げていき、活動はアナログで事務はデジタルを進めてゆっくり楽しく面白くをこころがけています。
世帯数は91世帯 高齢者率(65歳以上)は50%を超えようとしている(令和5年12月31日現在)。
加入方法については地域振興課へご連絡ください。
問い合わせ:地域振興課コミュニティ活力推進係
【電話】29-4113(内線325)
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