地域おこし協力隊の田中久美子です。
先日、古民家の応接室をお掃除しようと、棚や引き出しを開けてみてびっくり!
たくさんの石や鉱物標本、本棚は鉱山関連の資料だらけ。調べてみると、牛尾地区にかつてあった「牛尾金山」の鉱山事務所としてこのお部屋が使われていたことがわかりました。
「貴重な資料があるかもしれない、有識者に連絡しよう」…ということで、郷土資料館館長の原田さん、菱刈鉱山探査課の岡上さんにご連絡しました。
確認ののち、資料の大部分は郷土資料館と菱刈鉱山が引き取ってくださることになりました。
事務所に残る貴重な資料を処分することなく、然るべきところにお渡しすることができ、前家主さんもとても喜んでいただけて嬉しい限りです!牛尾金山の歴史の1ページに、思いがけずほんの少しだけでも関われたような気がしています。
お掃除中に牛尾鉱山の写真も見つけたので、当時の様子を共有できたらと思います!白黒写真にはメモが添えられており、トロッコ左に映っておられるのは当時の採鉱課長さんだそうです!
古民家再生記はまだまだ続きますが、お家の状態がとても良いので改修などは最低限で済みそうです。(再生記なのか…?)
次回「舞い上がる!土埃とのたたかい」
<この記事についてアンケートにご協力ください。>