牛尾の古民家お掃除中の田中です。母屋がひと段落し、納屋掃除に入りました。
半屋外の納屋には、吹き込んだ砂埃や落ち葉がたくさん!(写真1)ホウキで掃くと、もわもわ舞い上がる粉塵たち。容赦ない砂埃たちの攻撃に、「目が、目がぁ-!」ともがき、サプライズ登場する虫たちにひったまがりながらも、どうにかキレイにお掃除できました(写真2)。納屋掃除した日のお風呂では、シャンプーが全然泡立ちませんでした。
後日お掃除した部分を見ると、てんこ盛りの砂に覆われていました。(写真3)現場をよく観察すると、犯人の足跡らしきものが!床板のわずかな隙間から、せっせと砂を運び出しているようです。お家周辺も調査してみると、大きな巣を発見(写真4)。‥どうやら穴熊に気に入られてしまったようです。
放っておくと地盤の歪みや、建物の傾きが生じてしまう恐れがあるだけでなく、砂が柱にかかるとシロアリの呼水になることもあるのだとか。これは大変!ということで、市役所の農政課・鳥獣対策係へ相談することに。牛尾地区の猟友会に状況を伝えてくださり、後日猟友会の方に捕獲用のワナを仕掛けてもらいました。(写真5)穴熊の好物は、干し柿とリンゴなのだそう。とってもグルメですね。
その後数日経っても変化はなく、入居中なのか引越したのかわからぬまま、ワナは回収されましたとさ。てんがらもんな穴熊でしたよー!
※写真は本紙をご覧ください。
次回「広々土間をつくりたい」
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