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男女共同参画社会

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鹿児島県伊佐市

◆男女共同参画社会とは︑どんな社会でしょうか︖
わかりやすく説明すると、次のような社会といえます。
·家庭・職場・地域など、あらゆる人間生活の場において、男女がお互いに尊重し合い、対等な立場で「参画」することができる社会です。
·性別によって固定的に役割分担を決めることなく、男女がいっしょに責任と喜びを分かち合う社会です。
·女性も男性も、性別にとらわれることなく、個性と能力を十分に発揮し、自分らしく豊かで充実した人生を送ることができる社会です。
(注)「参画」とは、単なる「参加」ではなく、企画・立案から決定・運営までを主体的に担うことをいいます。

◆なぜ「男女共同参画社会」づくりが必要なのでしょうか︖
女性の社会参加が進んでいるとはいえ、性別による差別は依然として社会のあらゆる場において見られます。
また、私たちは長い歴史の中でつくられた慣習について、特に問題意識を持つこともなく、結果として男女の自由な生き方を阻んできてしまいました。
一方で、これからは少子高齢化や国際化・情報化が進んでいくことにより、さまざまな考え方や価値観、ライフスタイルが生まれていきます。
そうすると、「男は仕事・女は家事」といった固定的な考え方は時代の流れに逆行し、みんなが暮らしやすい社会づくりはむずかしくなります。
男女が社会のあらゆる場面に平等に参画し、それぞれの個性を生かしながら、自分たちの社会を豊かにつくり上げていくことが必要なのです。

◆もう、男女平等は達成されているのでは︖
憲法では、基本的人権の尊重や法の下の平等、家庭生活における個人の尊厳と両性の平等などが示されており、法律や制度の上では男女平等は達成されつつあります。
しかし、現実には古い慣習や固定的な考え方のもと、女性だからということで不平等な扱いを受けている現実があります。

問い合わせ:市民課人権啓発・市民相談係
【電話】内線1165

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