福岡だより

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さかのぼること5月、上司から「今年の(エージェント)招待事業は千鳥さんにお任せします」という言葉で私の上半期ナンバー1の大仕事がスタートしました。例年行っているこの事業は、北部九州に店舗を構える旅行会社の造成担当を鹿児島県へ招待し、観光地や食事、体験を実際に体感してもらい、鹿児島の旅行商品を造成してもらうことを目的としたものです。今年度は7月に南薩方面への招待事業を実施することになり、昨年の資料を参考にしながら、おおまかなスケジュールを計画、とりあえずイメトレ。個人的に「この事業が終わるまで、冗談を言えるくらいの余裕を常に持ち、最後は楽しかった!と言えるような仕事にしたい」という目標を立てました。
まず、事前視察では、訪問候補施設に伺い概要の説明や協力依頼をします。普段はメールでのやりとりが多いため、直接顔を合わせるとなると、相手の反応がよりダイレクトに伝わります。それにより、こちらが選ぶ言葉が補足説明なのか、次の話題になるのか。冗談なんか言っていられません。相手の意図も汲みながら簡潔に説明というのは難しく、早くも大きな壁にぶつかったような感覚でした。
事前視察を終え、事業のテーマは「リセット旅～南薩で心も体もアプデしよう～」に決めました。都会で疲れた体や心をリフレッシュし、新たな自分にアップデートという意味と、コロナ禍以降、客足が戻りきっていないのが現状の中、南薩地域では新たな取組や施設も増えています。鹿児島県内で比較的メジャーな旅行先として知られていますが、改めて今の南薩地域を見てもらうことで、その地に対するイメージもアップデートしてほしいという2つの意味を込めました。

いよいよ事業当日…と続きたいところですが、続きは10月号にて掲載しますのでお楽しみに!
(千鳥恋)