毎年全国で多くの子ども(0~3歳)が不慮の事故で亡くなっています。
事故の原因は『65%』が『窒息』によるものでした。
[令和4年厚生労働省「人工動態調査」より]
[01.原因]
私たちの身近にある様々なものが原因で窒息事故が起きています。
子どもは小さいものであればなんでも口に入れようとします。
・小物[フタ・消しゴムなど]
・食べ物[飴・ミニトマト・ゼリーなど]
・おもちゃ
◇3歳児の口の大きさ
原寸大39mm(※詳細は本紙をご参照ください。)
口より小さいものは、飲み込むことができてしまいます。
[02.防止対策]
1.食べ物の与え方に気をつけましょう。
・食べ物を小さく切る。
・座って食べさせる。
・食事中に眠くなっていないか注意する。
・豆やナッツ類は3歳以降に。
2.小さいものは、子どもの手の届かないところに保管しましょう。
◇目安
台の高さ+手の届く範囲
1歳→90cm
2歳→110cm
3歳→120cm
(※詳細は本紙をご参照ください。)
[03.発生時の対応]
・直ちに119番通報
・気道異物除去[背部こう打法]
・心肺蘇生法
【検索】日本医師会 気道異物除去
問合せ:健康増進課
【電話】63-2143
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