■お色直しでピカピカに
9月19日から21日の3日間かけて、加世田運動公園に展示されている蒸気機関車の塗装作業が行われました。この蒸気機関車は戦時中に製造され、1984年に廃線となった南薩鉄道で活躍していたものです。作業は「南薩線伝承組織委員会」のメンバーを中心に行われ、車体を洗い、汚れやサビをきれいに落としたあと、黒や赤、銀色のペンキが塗られ、きれいにお色直しされた姿になりました。
■北の恵み食べマルシェ2023
9月16日から18日、姉妹都市である北海道旭川市で開催された北北海道を代表するグルメイベント「北の恵み食べマルシェ2023」に本市より10事業者が出店しました。今回が12回目の出店で、南さつま市の特産品は人気商品として定着しており、多くの来場者に堪能していただきました。また、旭川市をはじめ、旭川鹿児島県人会、北海道教育大学旭川校の学生が運営をサポートしていただくなど、姉妹都市交流が深まるイベントとなりました。
■キャンプ場で南さつま七蔵焼酎PR
9月23日、南さつま地場焼酎普及推進協議会が、吹上浜海浜公園キャンプ場の宿泊者を対象に、南さつま七蔵の焼酎試飲会を開催しました。参加者110名は、杜氏に味の違いや、おいしい飲み方を教わるなど、各蔵自慢の焼酎を満喫していました。同協議会の福元文雄会長(東酒造(株))は、「地元で各蔵の焼酎を知ってもらういい機会となった。色んな場面で飲んでもらい、ぜひ七蔵ファンになってほしい」と話しました。
■水産振興対策協議会を開催
9月8日、小湊地区公民館で南さつま市水産振興対策協議会があり、市内の漁業関係者など約25名が出席しました。県漁港漁場課による「海業の推進について」と題した講演では、漁港を利活用したにぎわい創りについて、全国の先進地事例の紹介がありました。また、「うんまか深海魚南さつま」を使った寿司の試食もあり、参加者から「流通していない深海魚も、寿司にすると美味しい。これを機会にもっと流通してほしい」との声がありました。
■大きく育てて安定的な出荷を
学校給食に有機野菜を納品する自然農法・オーガニック野菜推進委員会は、加世田常潤高校生や有機栽培農家・県の指導員等と協力して、安定出荷を目指すプロジェクトに取り組んでいます。一昨年の人参、昨年のじゃがいもに続き、今年は玉ねぎに挑戦します。9月22日、常潤高校ほ場で玉ねぎの播種が行われ、異なる品種や有機肥料などで実証栽培を行い、来年の4月以降に収穫、貯蔵試験を行いながら長期の安定した出荷を目指します。
■らっきょう村で入村式
9月23日、ガンバリーナらっきょう村(加世田高橋)で、5年ぶりに入村式が開催されました。ガンバリーナらっきょう村は、農業体験を通して都市と農村の交流を図ることを目的としたオーナー制のらっきょう農園です。参加者約80人は、それぞれのほ場で来年5月の収穫に向けてらっきょうの植付けを行いました。髙倉正文(まさふみ)村長は「実りある収穫が出来ればうれしく思う」と話しました。
■内山田小学校で最後の運動会
10月1日、今年度で閉校となる内山田小学校の最後の運動会が行われ、保護者や地域の住民、卒業生等約400人が参加しました。児童5人は日頃の練習の成果を発揮し、応援演舞やダンス、内山田太鼓踊り等を参加者へ堂々と披露しました。3年生のカインティク莉津香(りつか)さんは「内山田小での運動会が最後なのは悲しいが、多くの人が運動会を盛り上げてくれたので楽しかった」と話しました。
■文化的感性を育むために
金峰学園で10月13日、みやまコンセール協力演奏家5人による公益文化事業スクールコンサートが行われました。現役の奏者によるピアノ・フルート・サクソフォン・クラシックギターの美しい音色やバリトンの素晴らしい歌声が披露され、全校児童・生徒は熱心に聴き入っていました。7年生の今辻こなつさんは「楽器の音色や歌声に感動した。機会があったらまた聴きたい」と話しました。
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