■Vol.12『救急車を上手に使いましょう!』
南さつま市消防本部には、現在5台(南さつま消防署2台、金峰・大笠・坊津分遣隊各1台)の救急車があります。要請のあった場所に近い救急車が現場に向かいますが、救急出場等で救急車不在の場合は、別管轄の救急車が向かう事になり、現場到着までに時間を要してしまいます。そのため、緊急に搬送する必要のない人が要請されると、本当に救急車が必要な人への救急処置が遅れてしまいます。
○実際に下記のようなケースで救急車が呼ばれました
~本当に必要か考えてみましょう~
・蚊に刺されてかゆい
・病院でもらった薬がなくなった
・海水浴に行って日焼けした足がヒリヒリする
・今日入院予定日だから、病院に行きたい
・紙で指先を切った。血は止まっているが…
・病院で長く待つのが面倒なので救急車を呼んだ
○緊急性があるのかご自身で判断できない時は、迷わず救急車を呼んでください。
以前の救急24時でも紹介しました「全国版救急受診アプリ〔Q助(きゅーすけ)〕」等をご活用してみるのも良いかと思います。救急車や救急医療は限りある資源です。いざという時の皆さん自身の安全のために救急医療の受診について考えてみませんか?
○救急隊員より一言
助けられる命を助けるために、救急車を適切に利用しましょう!!
問い合わせ先:消防本部警防課救急係
【電話】0993-53-5070(直通)
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